元が建設した建築物を、明朝の永楽帝が改築した宮殿で、故宮とも呼ばれています。清朝は主都を北京に置き、皇帝の居城として、行政を行う建築物として、北京の中心にあった故宮を使いました。この紫禁城は、清朝が滅亡し、溥儀に対して退去が命じられた後、博物館として利用されました。1949年に毛沢東が中華人民共和国の建国を宣言した天安門は、この紫禁城の城門の1つです。1987年にユネスコから世界遺産に指定され、建物自体を含めて、一般に開放されています。